・双見酔「セカイ魔王」（4） 自分が今までに読んだ全ての漫画の中でも屈指のお気に入り作品。 4年前に気紛れでたまたま購入した「まんがタイムきららキャラット」が、 本作の連載開始号だったことは、我ながら大きな幸運であったと言えましょう。 （それだ…

・石川雅之「もやしもん」（13） 最終巻。ほぼ1冊丸々、人間関係の整理とエピローグな感じ。 もっと続けて欲しかったというのが本音ですが、話の落とし所としては良いタイミングと言えたでしょうか。 改めて全体を振り返ってみるに、一番面白かったと思える…

・土塚理弘＆スタジオねこ「BAMBOO BLADE B」（12） 書店を6軒ハシゴして1冊も見つからなかったのは何の嫌がらせですか。 それはさて置き最終巻。 最大の山場の筈の覚醒ユウvs.カグヤより、ケン太vs.陽の方が盛り上がったような気がしてなりません。 まぁ「B…

・鈴城芹「JC探偵でぃてくてぃ部！」（3） 正直言うと8月末には購入していたので全然「最近」ではないのですが、まぁ一応。 4コマ漫画を非4コマ漫画でサンドイッチする独特の構成は、演出の幅が広がって正解だったと思います。 もっとフォロワーが出ても良い…

・ストロマ「スターマイン」（4） 以前ちょこっと触れた、「萌え4コマ誌を読むようになった契機」の作品の一角。 この作品について思うところは概ねこちらのサイトで纏めて戴いておりますので、 敢えて自分からは語りません（丸投げとも言う）。 4巻のラスト…

・荒川弘「銀の匙 Silver Spoon」（8） いやはや、こんな展開を少年誌で描きますかね。 同じサンデーだと「じゃじゃ馬グルーミン★UP！」辺りでも名も無き農家の廃業は描かれたけど、 ここまで直接的じゃなかったもんなぁ。 そして、農家の後継ぎの話は意外と…

・高津カリノ「サーバント×サービス」（3） 1巻と3巻でこんなにも読後感が変わった漫画は恐らくこの作品くらいのものでしょう。 主に自分の立ち位置が1巻発売当時から大きく変わったせいなのですが。 変わったといえば今巻カバー絵の三好さん。 1巻では空気…

・水上悟志「戦国妖狐」（11） 「今、最もアツい少年漫画は？」と訊かれたら、自分は迷わずこの作品を挙げます。 それだけに、これが「惑星のさみだれ」程には評価されていないことが本当に理解出来ません。 いろんな意味で水上作品の集大成みたいな漫画なの…

・鳥取砂丘「G線ラフスケッチ」（2） 同じ作者の「境界線上のリンボ」の時も思ったのですが、もうちょっと続いて欲しかったなぁ、と。 個人的にこの作風は好きなんだけど、あんま人気ないんだろうか…。 さて置き。 実際、ゲームクリエイター専門学校の雰囲気…

・土塚理弘＆スタジオねこ「BAMBOO BLADE B」（11） まず予想外の分厚さにびっくり。これが最終巻なのかと思ったデスよ。 次が最終巻なのは間違いないでしょうけど。 剣道小町一覧表らしきものが登場しましたが、これで全員確定でしょうか。 強さランキング…

・小箱とたん「スケッチブック」（9） ねえ 私ら美術やってなくね？ そんな美術部漫画の皮を被った昆虫＆植物漫画（ときどき猫漫画）も気付けば10周年。 正直、連載が始まった頃はこんなに長続きするとは思っていませんでした。 今後もコミックブレイドの生…

・鈴城芹「家族ゲーム」（10） 自分の知る限り、恐らく日本一新規読者に優しくない4コマ漫画。 ・ほぼ月1連載で作中時間が現実時間とリアルタイム進行 ・連載開始から9年以上経過（＝作中でも9年以上経過） ・学校の部活やサークルが舞台の1つなので、毎年4…

・津留崎優「箱入りドロップス」（2） ここ2年ほどの間に、所謂「萌え4コマ」誌を幾つか購読するようになったのですが、 その契機となった4つの作品のうちの1つがこの「箱入りドロップス」。 （ちなみに、他の3作品は「セカイ魔王」「くすりのマジョラム」「…